変顔ワイン
Meet the Delinquents
and comfortable
nature
wine
日本で変顔ワインとして知られているデリンクエンテのこのシリーズですが、これは邦題で原題はワイナリーの名前そのままに「不良たちとの出会い」ということでラベルのキャラクターたちそのものに隠れたストーリーがあります。
タトゥーを入れた不良キャラクターの忘れられない顔は、2013年の最初のリリース以来、ラベルに登場しています。この6人の手に負えないならず者のコレクションは、酒屋の棚に並ぶラベルの山の中であなたをじっと見つめ、目を引くように考案されました。
ロコ イル ヴァガボンド
移民の元ギャング。オーストラリアに来てブドウ農家
となり毎日を懸命に働く。仕事終わりのビールが楽しみ
同じ畑だが収穫を1週間ずらした2バッチからなる赤ワイン。それぞれステンレスで自然醗酵&熟成、最後にブレンドされ僅かな酸化防止剤と共にボトリング。
爆発的な赤~黒果実の凝縮したアロマに、しかし冷やしても美味しいほどのドリンカビリティ。
「margerita pizza or pasta amatriciana」
モンテプルチアーノ100%
スクリーミング ベティ
ベティはどこにでもいながらどこにもいない。助けに飛び込む準備はできているが、またしても携帯をどこに置いたか忘れてしまう。ベティは、自分が危害から守れなかった女性全員の命を奪い返そうと、暑い中を外で過ごす。ハイウェイを疾走しながら行方不明になりそうな女性を助け出す。
ただちに除梗されステンレスで自然醗
酵。良質な澱と共に6週間撹拌させながら
熟成、僅かな酸化防止剤と共にボトリング。
柑橘系果実の完熟かつ活き活きした酸と、
テクスチャーを伴ったミネラルと果実味。
「Grilled fish and oregano bread pls」
ヴェルメンティーノ100%
タフ ナット
タフ ナットは幼少期をジプシーのように車で点々と移動していたのだが、今は野菜農家となってイチゴなどを育てている。夕方にはボランティア(おそらく)炊き出しに出かけている。
オーストラリアで唯一この品種を栽培している Sherwood Vineyard から。除梗され、プレス。ステンレスタンクで自然醗酵。残糖が規定レベルに達したところで瓶詰。酸化防止剤を含む添加物は一切不使用。
クリスピーでフレッシュ、かつ旨みがありながらドライ。
「this is Tuff Nutt at their best」
ビアンコ ダッサレーノ100%
ウィーピング フアン
ウィーピング ファンは児童施設の子供たちのために働いています。彼は自分のカフェを開いて、地域のみんなに食事を提供し、子どもたちに放課後の新しい遊び場を与えることを夢見ています。
品種はそれぞれ収穫され、ステンレスタンクで自然醗酵。残糖が規定レベルに達したところでブレンドされ、ボトリング。
酸化防止剤を含む添加物は一切不使用。クリーミーな泡立ちとザクロやピンクグレープフルーツのような甘さとほろ苦さ。
「The party is back!!」
ヴェルメンティーノ70%、ネロ ダーヴォラ25%
プリティボーイ
プリティボーイの魂は、自分のアイデンティティを受け入れ、自分自身でいられずに閉じ込められていた年月を象徴する永久的な痕跡を顔に刻み込んだ。彼は困難な過去に耐えたが、最終的に自分を強くした過去を恨んではいない。彼は今、追放や排除を恐れることなく永遠の存在として生き、仲間や反体制の不良たちとともに団結し、他の人々を苦しい生い立ちから解放している。
ブドウは圧搾され6時間のみマセレーション、ステンレスで自然醗酵。僅かな酸化防止剤と共にボトリング。ボトリング時の残糖は 1.0g/L。
イチゴキャンディの可愛らしさと、クリーミーなテクスチャー。飲みやすいが温暖な気候に合致した品種が持つ自然な酸が心地よいロゼ。
「Campino lolly anyone?」
ネロ ダーヴォラ100%
ジェイバード
それぞれ別で醸造。ステンレスで自然醗酵、最長で約 14 日間のスキンコンタクト。
それぞれマロラクティック醗酵を経てブレンド。僅かな酸化防止剤と共にボトリング。
華やかなアロマに様々なスパイス、柑橘~トロピカルフルーツと複雑な表情を見せるオレンジワイン。
「Party at front, business at the back」
フィアーノ 50%、アリント 30%、
マルヴァジーア 20%
ナチュールワインがワインとしてのあたらしい表現だとして、そこに生き方やメッセージを詰め込むのも新しい。音楽、アート、そしてワインがスタイルとなって多くの方に愛されるのがデリンクエンテの想いだろう。